DIYでパイプを切る時は、パイプカッターを使うと、切り口が直角になりやすく、まっすぐ切れます。パイプカッターは、刃を少しずつ締め込みながら、パイプの周りを回して切る道具です。切った後は、切り口のバリ(出っ張りや、かえり)を取ってから組み立てます。
この記事では、パイプカッターと金ノコの使い分け、パイプカッターでの切り方、バリ取りと安全の注意をまとめます。
(この記事の内容は、一般的な方法です。切れるパイプの材質と外径の範囲は、工具ごとに違います。使うパイプとジョイントの切断・加工の方法は、メーカーの説明と取扱説明書を優先してください。確認日:2026年10月6日)
パイプを切る道具の使い分け
| 道具 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| パイプカッター | 切り口が直角になりやすい。切り粉がほとんど出ない | 切れる外径・材質に範囲がある。切り口の内側が少しすぼまることがある |
| 金ノコ(弓のこ) | いろいろな材質・太さを切れる | まっすぐ切るには慣れが必要。切り粉が出る。ガイドを使うと曲がりにくい |
| 電動の切断工具 | 本数が多い時に速い | 取扱説明書の安全の注意を守る。保護めがねなどを使う |
パイプカッターでの切り方
- 長さを測って、印を付ける:パイプの周りに一周、線を引くと、刃の位置を合わせやすい
- パイプを固定する:転がらないように、作業台やバイスなどで支える
- 刃を印に合わせる:刃がパイプに軽く当たるまで、ハンドル(つまみ)を締める
- パイプの周りを回す:1〜2周回したら、つまみを少し締める。これを繰り返す
- 一度に強く締めない:強く締めすぎると、パイプがつぶれたり、切り口がゆがんだりしやすい
- 切り離す直前は、ゆっくり:切れたパイプが落ちないように、手で支える
バリ取り
切り口には、外側の出っ張りや、内側のかえりができます。そのままにすると、ジョイントに差し込みにくい、手を切る、といった原因になります。
- パイプカッターに付いているリーマー(内側のかえりを削る刃)を使う
- ヤスリや、面取りの工具で、外側の出っ張りを削る
- 削った粉を拭き取ってから組み立てる
長さを決める時の注意
- ジョイントに差し込む深さの分も、必要な長さに影響する。メーカーの説明で確認する
- 同じ長さのパイプを何本も切る時は、1本ずつ測って印を付ける(切ったパイプを定規代わりにすると、誤差が重なることがある)
- 切る前に、図の寸法と印をもう一度確かめる
メジャーの正しい使い方は、メジャー(コンベックス)の使い方で説明しています。
安全の注意
- 切り口で手を切らないよう、手袋を使う
- 金ノコや電動工具を使う時は、保護めがねを使い、切り粉が目に入らないようにする
- 工具の使い方と、切れる材質・外径は、取扱説明書で確認する
パイプとジョイントで棚を作る
パイプを必要な長さに切って、ジョイントでつなぐと、置きたい場所に合わせた棚やラックを作れます。材料の選び方、設計と組み立ての流れ、失敗を防ぐ確認項目は、パイプとジョイントで作る棚・ラックのDIY|材料・道具・組み立ての流れと注意点にまとめています。
まとめ
- パイプカッターは、刃を少しずつ締め込みながら回して切る。一度に強く締めない
- 切った後は、内側と外側のバリを取ってから組み立てる
- 長さは、ジョイントに差し込む深さの分も考える。1本ずつ測って印を付ける
- 手袋・保護めがねを使い、工具の取扱説明書に従う


